ベジチョコは、トマトやジャガイモ、サツマイモ等の野菜とチョコレートを組み合わせて作り上げた「野菜ショコラ」のことです。
ベジチョコの多くは、カボチャやトマトなどを細かく砕いてペースト状やクリーム状にして、それを生クリームに合わせてガナッシュ状にしたものをチョコレートの中に入れています。
例えば、東京・銀座の高級チョコレート店「リシャール」は、こういった流れを受けて、2007年12月に、野菜をメインに使った「宴の庭」を発売しています。
このベジチョコは、従来のボンボンショコラという製品をさらに改良を加えたもので、その中に、野菜7種類をペースト状やクリーム状に加工して、チョコレートとうまく混じり合うように閉じ込めたものであります。
それから、東京・中目黒の洋菓子専門店「ポタジエ」では、別の種類のベジチョコを発売していて、これはジャガイモやサツマイモ、カボチャなどを、ひとまず茹でてそれから甘味を加えてペースト状にしたものを、さらにチョコとサンドイッチにしています。
さきほどの「宴の庭」と、ちがうところは、チョコと混ぜ合わせてあるのではなくて、サンドイッチ状に、チョコと野菜が交互になっているというところです。
さらに、一般店舗でも手に入るベジチョコとしては、ベンチャー企業のエフコムがもっている、食材そのものにチョコを浸透させる技術を応用したものがあります。
この技術は応用されて、凍結乾燥コーンにチョコをしみ込ませた「ひたるちゃんコーン」となって販売されていて、さらにはニンジンスティックを使った「ホワイトキャロット」なども販売されるようになっています。
このように、目新しく、現在注目の集まっているベジチョコですが、私もどのような味であるかを試してみました。
買ってきたのは、先ほども述べた銀座の高級チョコレート店「リシャール」の「宴の庭」です。
本来は健康志向から、ベジチョコは生まれたのではないかと思いますが、この製品はそんなところは感じさせませんでした。
少なくとも外見は、他の高級チョコレート並みでした。
お値段も高級チョコーレートですからそれなりにしました。
食べてみると、従来のチョコレートにはなかった複雑な味わいに仕上がっているなと感じました。
かなり刺激の強いものもあって、たとえば根セロリのキャラメルクーリ&ソフトスパイスのガナッシュは、えっと思うような刺激の強さで好き嫌いがはっきり分かれると思いました。
結論から言えば、チョコレートに今までなかったような味わいを求めている人は、このベジチョコを試してみるといいのではないでしょうか。